Instagramを使っていると、突然「このアカウントは非公開です」と表示され、友人の投稿が見られなくなることがあります。こうした場合、相手がアカウントを非公開に設定し、あなたのフォローが外れている可能性が考えられます。
非公開だからといって、すぐにブロックされたと決めつける必要はありません。フォロー解除や一時的な設定変更によっても、同じ状況が起こり得ます。
本記事では、アカウントが非公開になる理由と、その際の適切な対応方法について解説します。

筆者の体験メモ
私も、友人の投稿が突然見られなくなって驚いたことがあります。でも後で確認したら、「少し疲れてて非公開にしてただけ」と聞いてホッとしました。
なぜアカウントを非公開にするのか?よくある理由を整理
Instagramで突然、友人のアカウントが非公開に切り替わっていた──そんな場面に出くわすと、「何かあったのかな?」と不安になる人もいるかもしれません。
ですが、アカウントを非公開に設定する理由はさまざまで、必ずしもネガティブな意味や対人トラブルとは限りません。ここでは、ユーザーが非公開を選ぶ主な背景を整理して紹介します。
ユーザーが非公開を選ぶ主な理由

筆者の体験メモ
一度だけ、私もSNSの反応に疲れてしまって、しばらく非公開にしたことがあります。誰かを避けたかったわけではなく、ただ静かに過ごしたかっただけでした。
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プライバシー保護のため
知らない人に見られたくない、自分の投稿を限定的に公開したいという意図。 -
セキュリティ対策
スパムや不審なアカウント、ハッキング被害を避けるために非公開にすることも。 -
嫌がらせや人間関係のトラブル回避
過去にトラブルがあった場合、一時的に非公開にして距離を置くケース。 -
就職・転職活動への配慮
SNSチェックを意識し、投稿を外部に見せないように設定を変えることがある。 -
炎上リスクの回避
フォロワーが増えて発言が注目されやすくなったことで、予防的に非公開にする場合。 -
SNS疲れ・気分のリセット
心身の不調やストレスがたまったとき、投稿を一時停止する目的で非公開にする。 -
アカウントの整理・見直し中
投稿内容を削除・編集するために非公開にして、外からのアクセスを一時遮断。 -
趣味・活動内容の変更
これまでの投稿内容と今後の方向性がズレてきた場合、新しいテーマに合わせて非公開に切り替える。 -
家族や子どもの写真を守りたい
個人の投稿ではなく、家族に関する投稿が多いため、見られる範囲を制限したいという意識。 -
別アカウントへの移行準備
新しいアカウントを立ち上げた際、旧アカウントを静かに閉じるために非公開にすることもある。 -
「見る専アカウント」への切り替え
投稿せず、閲覧だけに使いたくなったとき、フォロー関係を整理し非公開にする場合も。
このように、非公開の背景には本人なりの理由や事情があるものです。必ずしもあなたとの関係に問題があるとは限らないため、冷静に受け止めることが大切です。
非公開・ブロック・フォロー解除の違いとは?
Instagramで急に友人のアカウントが非公開になっていたとき、「もしかしてブロックされたのでは…?」と不安になることがあります。しかし実際には、非公開=ブロックではありません。ここでは、それぞれの違いをわかりやすく整理します。
非公開にされた場合
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プロフィールは見られる
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投稿・ストーリーは見られない
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フォローしていないと「このアカウントは非公開です」と表示される
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フォローが外れていれば、再申請しないと投稿を見られない
▶つまり、「非公開になって見られなくなった」という状況は、相手が非公開設定にしていて、なおかつあなたがフォロー中でなくなっていることが原因です。
ブロックされた場合
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相手のプロフィールすら検索できなくなるか、表示が制限される
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投稿、フォロー中・フォロワーリスト、タグ付けなどすべてが見えなくなる
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フォロー申請も不可(ブロック解除されない限り)
▶明らかに情報が消えていたり、検索しても表示されない場合はブロックの可能性が高くなります。
フォロー解除された場合
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相手が非公開設定なら投稿は見られない
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公開アカウントなら投稿は誰でも見られる
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通知は来ないため、外されたことに気づきにくい
▶非公開アカウントでフォローが外れていると、「このアカウントは非公開です」とだけ表示され、突然投稿が見られなくなったように感じます。
このように、アカウントが見られなくなった背景には「非公開設定」と「フォロー関係の変化」が絡んでいることが多くあります。
ブロックではない可能性も十分にあるため、感情的にならず冷静に状況を整理することが大切です。

筆者の体験メモ
過去に、なぜか投稿が見られなくなって不安になったことがありました。でも調べてみたら、相手の設定が非公開+自分のフォローが外れていただけで、ブロックではありませんでした。
友達のアカウントが非公開になったときの対処法
Instagramで突然、友人のアカウントが非公開になり投稿が見られなくなったとき、どう行動すればよいのでしょうか。ここでは、冷静に対応するための具体的な対処法を2つご紹介します。
1. フォローリクエストをもう一度送る
相手のアカウントが非公開で、かつフォローが外れている場合は、まずフォローリクエストを送ることで再び投稿を見られるようになります。
「うっかりフォローを外してしまった」「設定変更により関係がリセットされた」など、相手側に悪意がないケースも多いため、気負わず申請してみるのもひとつの方法です。
ただし、過去にブロックされた履歴がある場合は、リクエスト自体が通らないこともあります。
2. 先に連絡して確認してみる
いきなりリクエストを送るのが気が引ける場合は、LINEやInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)で一言連絡してみるのも有効です。
たとえば:「投稿が見られなくなったんだけど、フォロー外れちゃったかな?」
といった柔らかい表現で伝えることで、相手も状況を説明しやすくなります。
やり取りの中で、「意図的ではなかった」「ちょっとSNS整理していて」など、事情がわかることも多いです。

筆者の体験メモ
私は思い切ってLINEで「投稿が見えなくなったけど何かあった?」と聞いてみたことがあります。すると、「あ、ごめん!フォロー整理してて間違えて外してた」と言われてホッとしました。
無理に追わない選択も必要
ときには、すぐに行動せず少し時間を空けるという選択肢もあります。相手が自分のペースでSNSを調整している時期であれば、焦って関わることが逆効果になる可能性もあるためです。
どの対応を選ぶにせよ、「相手には相手の事情がある」と受け止め、思いやりのある行動を心がけることが大切です。
非公開でも関係は続けられる?ブロックされていない場合の対応と心構え
友人のInstagramアカウントが突然非公開になり、投稿が見られなくなったとしても、必ずしも関係が断たれたわけではありません。相手がブロックしていないのであれば、今後も関係を築いていく余地はあります。
ここでは、ブロックされていない場合にできる対応や、気をつけたいポイントをご紹介します。
まずは穏やかな連絡から始める
DMやLINEなど、他の手段でつながっている場合は、いきなり非公開の件を問いただすのではなく、さりげない雑談から始めるのがポイントです。
たとえば:
「最近どうしてる?」
「前に話してた旅行、行けた?」
といった軽い話題から、徐々にコミュニケーションの距離を戻していきましょう。
相手の様子を見ながら、必要であればフォロー状態や非公開の話題に触れるのもよいですが、無理に聞き出すのは避けるのが無難です。

筆者の体験メモ
距離を感じたとき、何も言わずに一度だけ「元気?」と送ったことがあります。返信は少し遅かったですが、「最近バタバタしててごめんね」と返ってきて、拍子抜けした覚えがあります。
個人的な詮索は控える
たとえ気になることがあったとしても、
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「なんで非公開にしたの?」
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「フォロー外されたのって私だけ?」
などと直接聞くのは避けた方がいいでしょう。相手にとっては「今は距離を置きたい時期」かもしれないからです。
もし何らかの理由で関係性が変わっていたとしても、その選択を尊重する姿勢を持つことが大切です。
心に留めておきたいこと
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非公開設定は相手の都合によることがほとんど
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SNS上での関係の変化は、リアルの関係と必ずしも一致しない
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一時的な非公開やリセット期間であることもある
相手の気持ちや状況を想像し、無理のない範囲で関係を大切にしていくことが、良い距離感を保つための鍵になります。